不妊原因・男性の検査
高齢の不妊に限らず、不妊一般の原因の半分は男性側にあるようです。不妊治療の前に男性の基礎検査が重要なのです。
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基礎検査は初診時の問診から始められます。健康状態一般に次いで、職業と生活習慣、感染症の病歴や事故など、手術経験の有無。
また血族に不妊症がいるかどうか、多岐に渡って質問があります。
問診を終えて二回目から精液検査に移ります。
検査方法は、五日間ほどの禁欲期間を置いた後に、マスターベーションによって採取した精液を用います。
精液の量、精子の数、精子の運動量、精子の奇形率、白血球の数を調べます。その結果を日本産婦人科学会で定めた基準値に照らして判断します。
基準正常値の示す範囲を次に示します。
○精液量 2~6立方センチ
○精子数 1立方センチあたりで4000万個以上、この検査は精子濃度とも呼ばれます
○精子運動率 50%以上
○奇形率 15%以下
上記の数値に照らして、精子数が2000万個以下であれば乏精子症とされ、精子が、、、
ゼロのケースもあり、これは無精子症と診断されます。
運動性に乏しい精子が50%を超える場合には、精子無力症と診断されます。精子が正常の形態を保っていないと、奇形精子症と指摘されます。
そして含まれる白血球数が異常に多いのは膿精子症で、いずれも不妊の原因が男性側にあるとされます。
ただし以上の数値は体調に応じて変化します。従って二回以上の検査となるケースもあります。
この検査は女性側に不妊の原因が認められた場合でも重ねて行われるものです。
検査の結果異常値が認められたら、精巣検査・精巣精管造影検査・ハムスターテスト等々の精密検査に移行します。
異常値がなければ男性の検査はこれで終了です。
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