身体の痺れが語る異常
座骨神経痛の症状には、下肢の痛みと痺れがあります。
座骨は独立して存在している骨ではありません。腰回りをすり鉢状に囲んでいる寛骨の一部分を示す名前です。
寛骨は腸骨・恥骨・座骨をまとめて呼ぶ名前です。この骨は人が直立二足歩行に進んだ過程で進化したものです。
人類の寛骨はとりわけ分厚く頑丈にできています。ゴリラでもこの部分は人に比べたら、ずっと柔なのです。
無理に無理を重ねて直立歩行を敢行した。何百万年の進化の歴史が刻み込まれているのです。
ひょっとすると、私たちはまだ進化の途上を歩んでいるのかも知れません。
だからなのか、座骨に現れる病状の原因は、
個別差がありすぎて明確な特定が難しいのでしょう。
正座を続けていた、肘枕でうたた寝していた、こんな時に足や腕に痺れが残る。この経験は誰でもあるでしょう。
この痺れに気づいたときは「うわ!」と思いますが、すぐに消えていきます。心配する人もいないでしょう。
しかし、この痺れがいつまでも消えないで、その原因にも思い当たる節がない。これは不安を招きます。
痺れや痛みは個人個人で受け取り方が違うようです。
ジンジンする痺れ、ピリピリする、ヒリヒリと痛む、シクシクと差し込むような痛み、まだまだありますが、
子供では、大人が感じるジンジンと足が痺れるのを、足が「パチパチしている」と表現したりします。
原因がはっきりしている痛みや痺れは、心配もいりませんし、すぐに治まります。
しかし、日に何度となく痺れが襲うとき、歩行の途中に痺れがくる場合には診断を受けることが望ましいです。
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